幻の黒猫

2007年の日記もどき:1月

1.14.2007

[book][も]『ηなのに夢のよう』森博嗣:講談社ノベルズ

2007/01/14

今まで読み方を間違っていた。今回ようやく気づいたのだけれど、『すべてがFになる』から始まる一連のシリーズは、推理小説としてではなくSFとして読むべきものだったんだ。つまり、真賀田四季が誕生した時点で分岐した世界を綴る、歴史改変小説として。那古野、妃真加島など地名が架空なのもそのためか。

参考:「各務亜樹良はツンデレだよ?」(2005-12-28)

(追記:今作を読んで、『フルメタル・パニック!』との相似性を強く感じた(つまり真賀田四季=ウィスパード)。日記の冒頭に、『フルメタ』の作中で登場人物が今のテクノロジーの発展の異常さについて懸念を語るシーンを引用したかったのだけれど、原本が手元に無く断念した。)

1.21.2007

[book]『世界樹の迷宮』,『赤朽葉家の伝説』,『クジラのソラ02』,『僕僕先生』

2007/01/21

メモ(後日修正予定)

  • 世界樹の迷宮。B3まで。2回全滅。剣(男)、パラ(女)、メディ(女)、ケミ(男)、弓(女)。スキルの選び方に失敗しているような気がする。一気に攻略するつもりは無いのでポツポツ遊ぶ。
  • 『赤朽葉家の伝説』(桜庭一樹:東京創元社)。歴史と血族の物語。傑作。今後数年以内にこの作者は何らかの賞をとるんじゃなかろうか。
  • 『クジラのソラ02』(瀬尾つかさ:富士見ファンタジア文庫)。一冊目を読んだときに「日本人は本当に『エンダーのゲーム』が好きだねえ」と苦笑したのだが、橋本紡と違ってこの作者はどうやら本気らしい。先行作品への畏敬と、それを超えていこうという意思。次巻以降が楽しみ。
  • 『僕僕先生』(仁木英之:新潮社)面白〜い。のはいいんだけど、こういうのを読むたびにラノベと一般小説の違いってなに?と思う。ラノベ読みの人には、「これ、ラノベ」と言って渡せばいいと思うよ。

1.28.2007

[game]『世界樹の迷宮』その2(B7まで。)

2007/01/28

平日は遊ぶ時間が無いので、レベルアップに専念した。B3Fのカースメーカーの彼女を拠点に、狼をチクチクいじめる。土曜日に満を持して親玉に挑戦し、アルケミストの犠牲はあったもののなんとか倒すことが出来た。第二階層へ。扉開けたら F.O.E がうろついてて笑った。入ってくる経験値が急にふえたので、腰をすえてレベルアップとマッピングにいそしむ。レベルが上がったら即街に戻ってセーブ、の繰り返し。現在平均LV23。B7ダメージゾーンをうろつき中。ランプが赤になっているのをしりつつ「あともう少しだけ…!」とねばっていたら、電源切れでシャットダウンした。数時間無駄になった。

[book][misc]『百鬼夜行抄(15)』、『はやて×ブレード(6)』、東プレ Realforce 91UBK

2007/01/28

メモ(例によって後日修正するかも)

  • 『百鬼夜行抄(15)』(今 市子:朝日ソノラマ)。巻を重ねる毎に話がテクニカルになっているのにそれをさばく作者の技術が追いついていないか一読してストーリーが把握できない。面白いんだけれど。
  • 『はやて×ブレード(6)』(林家志弦:電撃コミックス)。吉川に布袋って(笑)。調べてみたら、雑魚のコンビは二人組のアイドル、ミュージシャンからとってるらしい。後半話が大きく動く。槙先輩素晴らしい。炎雪の眉の太さ加減もよい(なんだそりゃ)。
  • 東プレ Realforce 91UBK 買った。腱鞘炎気味の左手が最近悪化してきて、自宅のノーパソのキーではつらくなり外付けキーボードを買うことを決意。で、実際に店先で色々触ってみたんだけれど、これは値段高いだけあって触った感じが別格だった。キーボードに2万出すのは〜と悩んだ末に決断した。
Ganerated by nDiary version 0.9.4
Weblog Commenting and Trackback by HaloScan.com

Copylight