幻の黒猫

2003年の日記もどき:11月

11.3.2003

小久保巨人へトレード。

2003/11/03

福岡県在住で当然のようにホークスファンの私である。今年の日本一に大喜びし昨日の祝勝パレードも見に行ったわけだが、このニュースには愕然とした。彼がホークスの精神的支柱であることは、ファンなら誰もが知っていること。たとえ井口が抜け村松が抜けても、彼が残っていればホークスはなんとかなる、そう考えていた。しかしこれは……。

書き出せば愚痴しか出ないのでやめておくが一言だけ。フロントは何を考えてるんだ、と言いたい。だめだもう……。

[book][こ]『マリア様がみてる レディ・GO!』今野緒雪:集英社コバルト文庫

2003/11/03

ということで今の気持ちは非常にダウナーですが、マリみては面白かった。瞳子が可愛くて仕方が無い。祐巳のことが好きだがそれを当人に知られるのは死んでもごめんだ、といった意地っ張りなところが特に。飛ばしすぎな由乃も今回壊れ気味な志摩子もよい。最近の祐巳の完璧超人っぷりはちょっと気になるが、まあそれはしょうがないか。

あと、瞳子は由乃の妹になるんじゃないかな〜とここで予想しておく。しかもお互い打算で。由乃は妹を作らないといけないから。瞳子は祐巳の近くにいたいから、とか(*1)

*1: もちろん、祐巳に本心は明かさないのだ

11.4.2003

[book]マリみて『レディ・GO!』感想その2

2003/11/04

とても面白かったが、この楽しさはライトノベル、マンガ的な、キャラクターの行動や反応を楽しむものが主となっている。以前私が書いた少女小説としての(*1)マリみては、「パラソルをさして」で終わったようにみえる。以降のここ数冊は作品自体に緊張感がなくコメディ的要素が強い。それは別に悪いことではないのだが、初期の雰囲気が懐かしいのも事実。

そんな中、今回の袴競争のエピソードは久々にマリみてらしさを感じたという点でも良いものでした。

*1: つまり、傷ついた少女の回復と成長をテーマとしたもの

11.5.2003

Return to Gunparade 17話(前編)

2003/11/05

「今まではずっと、青色なんて嫌いだった。上から塗りつぶしたいほどに。でも、でも今は、嫌いじゃない」
貴方が好きだと言うのなら、僕も好きだ。
その者、青の厚志と称すると後の時代に簡潔にそう書かれるその少年は、だれよりも澄んだ瞳でそう言った。

これはよいものだ。リアルタイムで綴られる神話を読むことが出来るのは幸せなことだと思う。小説としては余りに稚拙で、物語としてもいびつ過ぎる。しかし神話には型も安定も必要ないのだ。

11.29.2003

[comic][も]『エマ(3)』森 薫:ビームコミックス

2003/11/29

素晴らしい。すべて良いが、p128 のためだけにもこの一冊を買う価値はあるだろう。そして後書きは相変わらず素敵だ。

しかし、どじっ娘だが明るく元気なターシャは他のマンガなら主役をはっていてもおかしくないのだが、作中での扱いの軽さときたら(笑)。

[comic][も]『エマ ヴィクトリアンガイド』森 薫、村上リコ:ビームコミックス

2003/11/29

上記「エマ」の副読本。ただひたすらに濃い。950 円もすんのかよ!と思ったが、中身を読んだら納得。むしろ安いね!マンガの副読本というよりは 19 世紀イギリス文化史といった感じ(ただしメイド中心)。大学はサブテキストにこれを採用しなさい!

あとはのび太姉さんのび太食いとシャーリーたんのシュミーズ&ドロワーズ。

Ganerated by nDiary version 0.9.4
Weblog Commenting and Trackback by HaloScan.com

Copylight