お題に答えてみる。
僕がインターネットする(*1)にあたり絶対必要なのはこの三つかな。気になった単語があったらすぐ範囲選択→ Context Search で検索して、All-in-One Gestures の右クリック+ホイール上下でタブを切り替えて読む。んで、読み終わったらマウスジェスチャの下→右で元のサイトに戻って続きを、みたいな感じ。マウス主体でキーボードのショートカットはほとんど使わない。
ListZillaで出力した現在インストールしてある拡張一覧。綾川氏による私製ビルドを使わせてもらっているので JLP も入れている。
今進行中のGシリーズは、かわいそうなことに探偵はもはや観察者ですらないように見える。つまり、
犀川(&萌絵)
↓↑
↓↑(探偵)
↓↑ ↓↑事件
↓↑(犯人)
↓↑
四季という物語
のように。四季という物語とその観察者としての犀川。本作は、四季シリーズとして読めば非常に面白い。犀川がこの事件をすぐに解決出来たのは彼が事件の当事者ではない「外から見る者」だったからなのだが、これは二重の意味でそうなのだろう。なにせ彼は、「四季という物語」に最後まで取り込まれない存在なのだから。犀川が珍しくも饒舌に事件を解決しその場所から一刻も早く立ち去ろうとしたのは、この事件に裏にいるのが誰なのか、ひとめで気づいたからではないだろうか?
森博嗣氏が講談社ノベルスで書き継いでいるミステリィのシリーズ物(*1)は、” 真賀田四季サーガ”とでも言うべき真賀田四季という稀代の名キャラクターを中心とした一つの大河シリーズとして読むことが出来る。がしかし、未読の人間が”真賀田四季サーガ”を追いかけるために既刊のすべての作品を読むのはは一苦労であり、挫折してしまう人も多いのではないか?と思う。
そこで、”真賀田四季サーガとして”氏のシリーズを楽しむために、最低限どの作品を押さえておけばいいか抜き出してリスト化してみることにした。上から順に読むべし。(このリストは作品自体の評価とは別のものとして書いているので、ここに無いからといって面白くないわけではない。)