ブックオフで1-5巻が売られているのを発見。立ち読んでみたところ、その面白さにこれは立ち読みではもったいないと慌てて購入する。作者の「少年魔法士」は好きでずっと読んでいるのだが、実のところ絵があまり好みではないので他の作品まで手を伸ばそうと思わなかった。これを読んで、改めてなるしまゆりは絵の下手さを補って余りある物語力(造語)を持っているなと思った。
明日6巻買いに行こう。
よな〜、とふと思った。異能の集団が世界を救おうとする話であるとか主人公コンビの関係性だとか色々あるけれど、一番重要なのはボロボロになりながらも人を信じて前に進もうとする登場人物の心の在りようだと思う。
ということに気づく。当然カードもない。ということは、小銭入れの800+n 円で1日を乗り切らなければならないということ。昼食、夕食を抜けば「プラネットラダー」6巻も買えただろうがそれはちょっと厳しい。今日は諦めることにした。
なるしまゆり作品の主要登場人物は、みな自立的だ。どんな過酷な状況に置かれようとそれに立ち向かおうとする。そして重要なのは、その過程で生じるだろう罪や罰をも受け入れる覚悟が出来ていると言うこと。だから、彼女の作品においては悪役も又魅力的なのだ。
ところで本当にあと1巻で終わるんですか?