幻の黒猫

2003年の日記もどき:8月

8.28.2003

[book][お]「蛇行する川のほとり(3)」恩田陸:中央公論新社

2003/08/28

過去の事件の究明が行われ、ひとつの物語が終わる。そして毬子だけが知る、決して明かされない事件の真相。香澄は、自分自身を「知った」からこそ死ななければならなかったのだ。

面白かった。最後に尻すぼみすることの多い恩田作品において、久々のヒット。しかし半年後くらいにハードカバーで合本がでそうだ。

Ganerated by nDiary version 0.9.4
Weblog Commenting and Trackback by HaloScan.com

Copylight