おせちもいいけどカレーもねっ!ということで(?)、新春早々ブックオフを冷やかしに出かけた。昔週刊サンデーで連載された柔道漫画「帯をぎゅっとね!」のワイド版がずらりと並んでいるのを見て立ち読む。実のところ、家の押し入れには通常版全33?(忘れた)巻が全てそろっているハズなのだけど。とはいえ最後に帯ギュを読んだのはもう数年前なので、今更ながら楽しく読めた。スポ根ものじゃない、明るくのほほんとしたノリはやっぱいいなぁ。別所さん萌え〜。
ところでこの漫画、通常版を揃えたほうが明らかにお得ですぜ。カバー裏には毎巻4コマ漫画がついてるし読者参加型投稿イラスト企画「絵筆を持ってね!」は盛り上がってるし、おまけのボリュームが凄いのだ。ちなみに何巻かは秘密だが、このおいらが投稿したイラストも採用されているのだ。ふふふ…。先にも後にもいわゆる「投稿ソルジャー」として活動したのはこの帯ギュだけだったなぁ。ああ何もかも皆なつかしい…
過去の読書日記を、nDiary の書式に合わせて再構成中。とりあえず現存の日記からリンクされている部分からとりかかる。単純作業の繰り返しに途中で飽きた。あ〜なんか「E.G.コンバット」(秋山瑞人)読みたい気分。(熟読中…)。いや面白い。はやく FINAL 出ないかなぁ。
いつのまにか本家に発見されてました。シャイなので報告とかしてなかったのに…referrer とってるんですね。
先日の inlinedecorate の件。37行目を
str.gsub!(/(?: |\+\+\+)([^ | ]+)\(((?:〜以下略
と改造してみた。全角スペースの他にプラス記号3つでもリンク張れるように。もちろんこれは本家に取り入れてほしい代物じゃなく、個人的な使い勝手のためです。リンクの文字列にプラス記号3つ入る確率は意外と高そうだし、普遍性は無いでしょう。
ささやかな改造シリーズ。varsion.rb にてオプションを指定しない場合は align を勝手に挿入しないようにした。
--- /temp/ndiary/script/plugin/version.rb.org Sat Jan 6 12:32:10 2001
/temp/ndiary/script/plugin/version.rb Mon Jan 8 01:47:54 2001
@@ -16,7 +16,9 @@
=end
def plug(opt)
+ ver_align=""
+ if opt.key?('align') then
case opt['align']
when 'c'
ver_align="center"
@@ -28,6 +30,7 @@
$stderr.print = "Plug-in error: version > option:align= bad paramater!\n"
return '<!--plug-in error: version-->'
end
+ end
ndiary_ver = ""
fd = open("ndiary-lib.rb", "r")
@@ -35,7 +38,11 @@
# read first NDIARY_VERSION and runaway
if line =~ /NDIARY_VERSION/
@strarg = line.split(/'/,3)
- ndiary_ver = "\n<div align=\"" << ver_align << "\" class=\"version\">Ganerated by "
+ ndiary_ver = "\n<div "
+ unless ver_align.empty?
+ ndiary_ver << "align=\"" << ver_align << "\" "
+ end
+ ndiary_ver << "class=\"version\">Ganerated by "
ndiary_ver << "<a href=\"http://www14.cds.ne.jp/~not/product/ndiary/\">"
ndiary_ver << @strarg[1] << "</a></div>\n\n"
break
せっかくスタイルシートを駆使する設計になっている nDiary に合わせてみた。ちなみに Ruby は全く知らないので、「 Ruby デスクトップリファレンス」を購入。安かったし。いち文系度素人の改造であり間違いとか死ぬほど有りそうだ…
突然だが今号のスピリッツの感想まとめて。
「東京大学物語」最終回。
江川達也の「東京大学物語」が最終回に向けてエライ展開になっているということは、「昴」と「最終兵器彼女」を目的にスピリッツを買っている私も十分感じていた。んでついに最終回をむかえたのだが…っわははっ!こ〜くるか!メタ SF オチ。長期連載漫画のオチとしては「ハイスクール奇面組」に匹敵するな。
”全ては判断する人間の脳で処理される以上、現実と仮想の明確な区別は存在しない”という考え方は、押井守の最新作「アヴァロン」やなにより大ヒットした「マトリックス」と同じ物。漫画だと佐藤史生さんの「打天楽」(*1)が10年以上前にこのネタを使っていて、特に発想に目新しいものはない。ただ、妄想の妄想の妄想の妄想の妄想の…とエンドレスに繰り返すしつこいまでの終わり方は見事かも(笑)
「20世紀少年」
第2部2話。カンナちゃん主役で第1部の謎は解かれぬまま時代は未来に移行。ここまでは予測出来たんだよな。昨年末「20世紀少年」世紀の終わりと共にエンディングだっ!と盛り上げていたが、どう考えてもストーリー収集つきそうになかったし。
ただ予想では2000年度最終号で「20世紀少年」は終了。新年号にて新連載その名は「21世紀少女」!! と来るんじゃねーかと踏んでいたのだが外れてしまった。でもこっちの方がカッコいいよね。よくない?ああそう。
「最終兵器彼女」
なんかえらいことに。まさかアケミちゃんが!!な、泣ける…。”ヒロインの親友で実は彼女自身も主人公のことが好き”というありがちな設定を逆手に取る、作者の豪腕っぷり。秋山瑞人ばり。
あと「昴」は相変わらず切れた天才描写がうまいねぇ。
サイト全体の構成を見直し中です。日記のファイルが意外と多くなってしまったので、http://www.age.ne.jp/x/thomas/hogehoge から http://www.age.ne.jp/x/thomas/diary/hogehoge にファイルを移すことにしました。まだ nDiary を使い始めて少しなので支障は少ないと思いますが、なにより nDiary 本家の日記にチェックされてるのを発見したばっかりだからなぁ…。
日記を再構成していて、過去のデータの一部を紛失していたことに気づく。ローカルデータのみならず、Web 上にも無い!多分更新作業の際に壊してしまったのだろう。今さら当時を思い出して似たような文章を書くわけにもいかずどうしたものか〜と考えていて、ふと Google で検索してみては、と思いついた。
新鋭検索エンジン Google の最大の特徴は、ロボットが収集してきたデータを自社のサーバに保存しておいて、検索結果のサイトがすでに 404 な場合でもその保存データを表示してくれるところにある。そこでさっそく当時の日記ページのタイトル、読んだ本の題名、見出しの言葉etc…を打ち込んで検索してみると…やった!見つかりましたよ!便利だ!便利すぎるぞ Google !早速検索結果を落としてきて、再構成した。
好き勝手に version.rb を改造してたら、何と version.rb の作者さんからメールをいただいた。こ、こんな所までチェックされてるとは!こんにちはっ(ペコリ)。
んで、先日のパッチを取り込んでいただけることになりました。また、他にも改良を加えられており、さらに使い勝手がよくなっています。要チェックや!
ちなみに、私の diff のオプションは、-uBw です。
〜と tom さんが掲示板でおっしゃったのをきっかけに、ブックオフで「聖闘士星矢」(車田正美)を立ち読む。まともに読むのは10年ぶりくらいか?あまりの荒唐無稽さに笑ってしまった。『孤児院に引き取られた100人余りが実は皆兄弟だった!』といわれてもねぇ。さすがに全巻揃える気は起こらなかったが、資料のために1冊買う(何の資料だ?)。そ〜いえばこの「星矢」って、アニメと原作とでキャラクタの顔がぜんぜん違っていたような記憶がある。瞬って髪の毛緑色でしたよね?
兄弟といえばという話で思い出したのが、私の心のゲームランキング1位、タクティクスオウガのカチュア・デニムの姉弟。この一対も強力だったなぁ。とくにカチュアのブラコンっぷり。デニムも「姉さん、ねえさんっ!」ってのりで、いちゲームのストーリーがこんなにドロドロしていていいものなのか?とプレイ時に驚いた覚えがある。
昔のゲームだし気にする必要はないかもしれないけど、念のため以下ねたばれ。
そのくせリアルエンド(カオス、カチュア生存、四姉妹存在)だとデニムはカチュアをほったらかして旅に出るんだよなぁ。せっかく実の姉弟じゃないことは分かっているというのに、何故そこでオリビアを選ぶのだ!
というわけで今期待しているのが「羊のうた」の千砂と一砂の姉弟。「人の血を吸いたくなる」という謎の病。それが遺伝病らしいということを知った彼らは、世間から離れ2人だけで暮らしていくことを選ぶ。血を欲したときには姉弟で互いに血を与えあうんだけど、吸血が性行為の象徴であることはよく言われていて、それをこの作品に照らし合わせると、う〜んデカダンス。とはいえ僕は八重樫さん(一砂の同級生)も好きなんだよなぁ。どうしたものか…(←バカ)。
腐った見方を抜きにしても、淡々としてどこかレトロな風情漂う絵と物語の展開。絵もよし、話もよし。読まねばなりますまい。
1年半前に出版された本。北村作品は好きなのだが、なぜか今まで読む機会が無かった。図書館でふと目に付いたので読むことにした。
この本はストーリーを紹介するのが難しい。話の流れをそのまま追えば「自宅を殺人犯に乗っ取られ妻を人質に取られた主人公が、妻を助けるために奮闘する」話。しかし、既に読了された方はお分かりのように、これ自体が引っかけである。最後に明かされるトリックによって話は全く違うものへと色を変える。
この仕掛けの見事さは完璧なミステリィだが、この小説は推理小説、つまり「事件が起きてそれを探偵役が解決してめでたしめでたし」な話ではない。「永遠の仔」や「白夜行」と同系の、悪意によって傷つけられた人間の魂の救済の物語である。
人質の女性の過去の回想が話の大半を占めるという、ミステリィとしてはいびつな構造も、そう考えれば納得できる。しかしこれによって、回想シーンでの悪の象徴である”兵藤三季”に対して、今現在の恐怖である殺人犯の存在に、リアリティが感じられない。
とはいえ、繰り返すが、ミステリィとしてのキレは抜群である。北村印の文章も相変わらずうまい。ある章の終わり、血を吸って飛び立つ蚊のえげつなくもいやらしいことときたら!
読むべし、とまでは言わないが読んで損はしないと思う。
おまけ。
北村薫の異色作だとか言われていたみたいだけどさ。北村さんはこれまでも、自分のスタイルに則って生きる『善』の側の人間にそれとは関係なく襲い掛かる暴力性を幾度も描いて来た。それが今回XXXという直接的な行為として書かれたのには驚いたけど、作品の方向性としては意外ではなかった。
ここ数日検屍官シリーズを読書中。今3冊目。もともと海外のミステリは殆ど読まない上に、このシリーズを知ったときにはすでにもう5,6冊は出版されていたので、改めて手を出すつもりはなかったのだが、読んでみるとなかなか面白い。始めは最悪だったケイとマリーノのコンビが、巻を重ねるにつれ絶妙のものになっていくのがいいね。だからといって馴れ合っているわけでもないし。
最近「ボーンコレクター」とかホーギーシリーズ(ハンドラー)とか海外の現代ミステリィシリーズ物をたてつづけに読んで思ったのが、森博嗣さんの犀川&萌絵シリーズは海外ミステリに近いんだなってこと。赤川次郎や西村京太郎の諸作品をはじめとして、日本のシリーズ作品は巻を重ねてもキャラクタは歳を取らないし世界観も殆ど変化しない。これは小説だけの話じゃない。寅さん、サザエさん、裸の大将…これが日本の伝統なのかも。それに比べてアメリカの長期シリーズ物は、登場キャラクタの人間関係の変化自体がひとつの見所となっている。ビバリーヒルズからエックスファイル、ER、その他もろもろ。ん?これは突き詰めていけば文化論になるのかも。面倒だからこの辺で考えるのはよそう。
犀川&萌絵シリーズの話に戻る。とにかく、1話ごとにちゃんとキャラクタが歳を取り、それぞれの関係が変化していくミステリィのシリーズ物は、日本では珍しいんじゃないかってこと。あと、キャラクタ同士の普段の会話のセンスのよさも、海外ミステリィ的だね。
■ [nDiary] 月別設定ファイルのこと。
月別 html の分割数を、その月ごとに指定できればいいのに。というのも自分は書く文章の量に非常にばらつきがあり、1、2日しか日記を書かなかった次の月にはほぼ毎日長文を書き綴るといったことが容易にありうるからだ。
2種類の .conf ファイルを用意して月ごとに出力し分ければひとまず大丈夫なのだが、問題は
diary all
が出来なくなるということ。すべての月に同じ分割数が適用されちゃうからね。過去日記のデザインを変更する時など、意外に”all”を使う機会ってあるので困る。
月別 topics ファイルがあるように、月別の設定ファイルを log ディレクトリに吐くようにしてみたらいいかも。もちろん毎月このファイルが必要なわけではなく、普段は ndiary.conf ファイルの設定に従うが、例えば log ディレクトリに 200101.conf というファイルがあれば 2001 年 1 月はその書式で出力するといった感じ。
最新日記の設定を置換える必要はないと思います。ndiary.conf 内 Pastdays Diary の設定変更が目的ですから。ん〜、文意を取り違えているかなぁ?とりあえず nDiary のソース覗いてみます。
とりあえず最新刊の「審問(上下)」まで読み終わった。すごいね。全世界でヒットするのもわかるわ。話の密度の濃さはただものじゃない。1冊目を読んだときは「よく出来たミステリだ」以上のことは思わなかったのだが、冊を重ねるごとに面白さが増して来た。さすがアメリカンというか、極厚300gステーキ一気食いというか、僕もうお腹いっぱいです。1年に1冊ならいいが、これはいっぺんに読むには重過ぎた。
例によって以下ネタバレ感想
それにしても人間関係の変化の激しいことときたらビックリですわ。まずマークが死にヴェズリーと不倫関係になって彼が離婚してどうなるかと思ったら彼も死んでしまう。初出時は小学生だったルーシーも FBI に入ったかと思ったら潜入捜査官なんかになって銃で打ち合いやってるし。マリーノの相変わらずなウダウダっぷりが、かえってほっとするほど。
以上ネタバレ終わり
ちなみに有能だけどヘタレなマリーノは、ビートたけしがイメージぴったし(もちろん外見などの話は抜きで。人種自体違うし)。たけし吹き替えのべらんべぇ口調が、読んでいてずっと頭の中で聞こえ続けた。
職におはします頃、八月十余日の月明き夜、右近の内侍に琵琶ひかせて、端近くおはします。これかれ物言ひ、笑ひなどするに、廂の柱によりかかりて物も言はでさぶらへば、「など、かう音もせぬ。物言へ。さうざうしきに」と仰せらるれば、「ただ秋の月の心を見侍るなり」と申せば、「さも言ひつべし」と仰せらる。(三巻本94段:「職におはしますころ」)
(概要)
秋の夜の話。他の女房たちは琵琶の音に合わせ楽しそうだが、清少納言はひとり無言で柱にもたれている。それに気づいた中宮が「なぜそう黙っているの?何か言いなさい。寂しいから」と問い、清少納言は「ただ秋の月の心を見ているだけでございます」と返す。中宮は、ただ「そう。そういうこともあるわね」とだけ言った。
枕草子の中で一番好きな段。ここで覚えておいて欲しいのは、当時の比喩表現として、天皇を太陽に皇后を月に喩えることが一般的だったということ。このころすでに、中宮定子は藤原道長の台頭と共に権力を失いつつあった。清少納言は、明るい月の中に中宮の陰りがちな心を見、物思う。それに気づいた中宮も、「そう」とだけ答えて黙り込む。盛り上がる夜の中、2人の間に流れる静かな時間。
掲示板に半年に一度位の割合でやってきて、そのつど「お久しぶりです。覚えてらっしゃらないかもしれませんが、XX です。」と名乗ってくる人。
ええと。「月毎に .conf 切り替え」に固執するつもりはありません。積極的に採用を検討していただく必要はないと思います。あれはふとした思い付きで書いただけですので。
#そもそも、最新日記を更新する時にも、その月の月別 html を出力するために PastDiary クラスが必要だということに気づいていなかったのが敗因。 PastDiary クラス内 targetMonth ルーチンに判定 & .config 変換を紛れこませることも出来そうだが、トピックスの出力が面倒げ。monthindex プラグインも変更が必要になるし、もうやめにしておこう。
作者いわく、本邦初の純粋目が根っこメガネっ娘漫画(ううう、変換出来ない。登録だ登録!)らしい。昔少年キャプテンにて連載された作品が5年近い月日を経て単行本となった。この漫画がソノ手の人々の間で伝説になっていたとか某サイトで単行本化希望ダントツ一位だとかいう話は知らなかったのが、懐かしさと共に購入。
当時少年キャプテンではこの「屈折リーベ」と「アルプス伝説」を楽しみに読んでいたわけだが、だからといって別にオレはメガネっ娘属性はない(*1)。ただグラマラスバディより”ショートでスリム体型の胸はナシ(作中より)”を支持する自分の嗜好は今も変わらず、何の進歩もしてない自分にある意味感心したよ。
あと、3話扉絵と冒頭の妄想はグッド!(親指を立てて。)