2003/10/24
「傷ついた少女は、同じく傷ついた少女にのみ癒すことが出来る」といった話。典型的な少女小説(マンガだけど)のフォーマットに則っている。そこから、「傷つくのは少女だけではない」といったところまで話を展開してきたのが紺野キタの優れたところか。
榛野なな恵の「ピエタ」も併読することをお勧め。